トイレもインテリアの一部に。リフォレってなに?

「取り替えるだけで、見た目すっきり。」

「トイレを取り替えても、見映えが変わらず、がっかりすることも。
リフォレなら、給水管や出しっぱなしだったお掃除道具なども隠れて、見た目すっきり、スタイリッシュな空間に。」(LIXILホームページより引用)

今回は株式会社LIXILから販売されているキャビネット付きリフォーム向けトイレ、リフォレのご紹介。

左右の両側にキャビネット扉があり、トイレ用品を収納することが出来ます。向かって左側には止水栓がありますので収納は少なくなりますが配管などが見えなくなるのでスッキリした印象になります。

キャビネット L型

施工中の写真です。サイドの棚の下に見えるのは手洗い用の配管で、白い管が給水チューブで灰色の管が排水用チューブです。

キャビネットやサイドの棚は壁にビスで打ち付けて固定します。理想は下地に木が入っていれば良いのですが、リフォレを取り付ける場合はほとんどがリフォームですので下地は石膏ボードのみのパターンが多いです。

その場合はボードアンカーを使用することが多いのですが、今回のこのリフォレはL型で手摺が付きます。手摺はボードアンカーでは強度が足りませんので、ここの現場では木下地を大工さんに事前に入れていただきました。

キャビネットに限っては、間柱に打ち込んで固定できるようにキャビネットの中心に木ネジを打ち込むよう施工説明書に指示が記載されています。

このタイプはサイドに手洗いが付きますので給排水が必要です。そのための材料も一式セットで付属しています。

今までの止水栓から分岐して手洗いに給水を1栓、トイレの排水フランジから分岐して排水を1つ、という今まである配管だけで増設できる仕様なんですね。

さすがリフォームのリフォレ!!

こちらはタンクの中。この上にカウンターが載ります。カウンターはダボではまっているだけ。メンテナンスの時にはすぐ開けられます。

かなり美しくスッキリしたデザインですね。

ただ、さすがにリフォレのみの交換では壁紙や床クッションフロアの古さや汚れはカバーしきれません。ですので器具取替と同時に内装も綺麗に張り替えた方が良いですね。

こんな感じのリフォレの紹介でした。この他にもいろいろなパターンを用意してありますので気になった方はチェックしてみてください。

ありがとうございました。



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