今日は銅管の接続方法のロウ付けについてちょっとだけおはなしを。
リフォームの現場では給湯廻りで使用することも多い銅管。一般住宅ではⅯ管という種類の銅管を使用します。被覆されたアイポチューブというものもあります。
サイズは15Aでいうと外径は15.88mm・20Aは22.23mmですね。
ソルダーワイヤーという銀と錫が成分のロウ材を使用して継手と管を接続します。
継手と管をはめ込んだ隙間にロウを流し込み接合します。そのために継手と管のロウ付け面は酸化被膜がないように金属ブラシなどで磨き、綺麗にしておかなければなりません。
さらにフラックスという液体を銅管側に塗布します。このフラックスによりロウが継手と管の隙間へ流れ込みやすくなり保持力もあがります。
トーチで炙りながらロウ材を入れていきます。厚みのある継手部分から炙り、銅の表面に紫色っぽい輝きが出始めたらロウを入れます。
接合面がちょっと見えづらかったですね。
このようにロウが隙間にしっかり周りました。フラックスが効いていると自重でロウが入ってくれます。
炙りすぎるとフラックスが蒸発して飛んでしまいますし、不安でロウをたくさん使いすぎると大きな玉になって見栄えが悪くなってしまいます。
それほど難しくなく試せると思います。ぜひDIY猛者の方で興味がある方はチャレンジしてみてください。
ではまた!
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