水道屋になるための試練①

設備屋でステップアップを目指すと必ず避けて通れないものが国家資格。特に給水装置工事主任技術者は重要な資格です。この資格があれば主任技術者という立場が得られます。ではそれはいったい何なのか?

実は水道工事自体は資格がなくても工事することは可能です(現場の職人など)。しかし、会社として水道メーター以降の宅内工事を請負工事をするとなるとこの主任技術者が必要になります。(井戸水配管は別でございます)

新築の配管の図面を水道局へ提出する際にも主任技術者の名前や番号を記入しなければなりません。

また、給水装置工事主任技術者を取得しているだけでは工事自体は許可されません。水道局に指定工事店として会社を登録し、指定給水装置工事店として許可を受ける必要があります。指定を受けず工事をすると違反工事になる可能性があります。(宇都宮市は資格所持者が自宅を工事するのであれば指定を受けなくても工事出来ます)

アイソメ図

なので、自分で水道工事会社を立ち上げる場合はこの給水装置工事主任技術者を取得するか、持っている方を雇用することが重要になります。そうすれば元請業者となることが可能になり仕事の幅が広がりますね。この資格は設備屋として独立を考えている職人の方であれば早めに取得されることをお勧めします。指定工事店で実務経験を3年間積めば受験資格が得られます。(見習い期間も含めて大丈夫です)

じゃあ重要なのは分かるけど仕事で疲れているときにどうやって勉強すればいいの?

次回は給水装置工事主任技術者の勉強法を解説したいと思います。

続く

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